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10月26日、公式LINEで、もみ殻についての質問を5件いただきました。
「どのくらいまけばいいの?」「どこで買えるの?」「くん炭とどう違うの?」といった質問です。似た質問が多かったので、まとめてお答えします。
もみ殻(もみがら/お米のつぶを包んでいる固い皮)は、畑しごとのいろいろな場面で役立ちます。まずは全体の使い道から見てみましょう。

種まき後のもみ殻は、どのくらいまく?
もみ殻をまく目的は2つです。1つ目は、まいた種が乾かないようにすること。2つ目は、畝(うね/土を細長くもりあげたところ)全体をしっとりさせることです。
この2つの目的のためなら、もみ殻はぜいたくに使って大丈夫です。マルチシートを張ったように、畝全体がおおわれるくらいたっぷりまきましょう。マルチシートについてはマルチシートの張り方とメリット6選!もあわせてどうぞ。
- 小松菜やチンゲンサイには全体にまく
- 大根・ニンジンにも全体にまく
- 土が固い畝は、表面を軽くかいてからまく
- 土に空気が入ると、育ちがよくなる
家庭菜園なら何キロ必要?保存のコツ
秋から冬のもみ殻の使い道は、だいたい3つです。玉ねぎの植え付け後にまく、葉物の株元の保湿、種まき後にまく。この3つなら、家庭菜園では10kg袋を2袋ほどで足りると言われています。
保存するときは、雨の当たらない場所を選びましょう。屋外に置くと、野ネズミが暖を取りに入ることがあります。大量の虫がわくことはあまりないので、安心してください。
生もみ殻ともみ殻くん炭、どちらを使う?
「どちらが良いか」ではなく、それぞれに使い道があります。どちらも土の通気性(つうきせい/空気の通りやすさ)と排水性をよくしてくれます。

もみ殻くん炭は、入れすぎると土がアルカリ性に傾くことがあります。生のもみ殻は酸度(さんど/土のすっぱさ)への影響が小さいので、多めに入れやすいです。土の酸度については野菜によって土の酸度は違う?ジャガイモとほうれん草で見るpHと石灰の使い方でもくわしく説明しています。
目的は、土の中に微生物(びせいぶつ)の住みかを作ることです。いろいろな資材を入れると、多様な微生物が増えてバランスがよくなると言われています。土づくりの基本は土について知ろう!野菜づくりに向いている土って何だろう?もあわせてどうぞ。
残った野菜(残渣)の片づけにも使える
夏野菜を抜いたあと、残渣(ざんさ/刈り取ったあとに残る茎や葉)を土に戻すときにも、もみ殻は役立ちます。もみ殻や藁(わら)は、残渣を分解する微生物のエサになるからです。
- 穴を掘って残渣を埋める
- 米ぬかやカルス(分解を助ける資材)を加える
- 鶏ふんや油かすなど窒素分(ちっそぶん)を少し入れる
- もみ殻や藁を一緒に入れて、土をふかふかにする
手元に硫安(りゅうあん)や尿素(にょうそ)など窒素肥料が残っている場合も、藁やもみ殻と組み合わせると無駄なく使えます。肥料の種類については野菜作りに必須!肥料の種類・やり方・選び方を初心者向けに解説【最新版】も参考にしてください。
どこで手に入る?いつ確保すればいい?
もみ殻は、JAや米穀店(お米屋さん)、ライスセンターに聞くと教えてもらえることが多いです。

秋の新米シーズンは、もみ殻がたくさん出るので手に入りやすい時期です。反対に7〜8月の土づくりの時期には、もみ殻がないこともあります。そのため、翌年の分も見越して秋に確保しておく方が多いようです。春(3〜4月ごろ)に、夏用の分を買う流れもあります。
藁は最近は少し高めの資材になっていますが、もみ殻は比較的安く、使える幅も広いのでおすすめです。種まき後のお世話については種まき後の畑しごと|不織布とトンネルで守る秘訣もご覧ください。
(住んでいる場所や畑によって、手に入りやすさや時期は少し前後します)
まとめ
- 種まき後は、畝全体がおおわれるくらいたっぷりまく
- 家庭菜園なら10kg袋2袋ほどが目安
- 保存は雨の当たらない場所で
- 生もみ殻ともみ殻くん炭は、目的に合わせて使い分ける
- 残渣の片づけには、窒素肥料と組み合わせて使う
- 秋の新米シーズンに、JAや米穀店で確保しておく
わからないことは、気軽に聞いてください
「これで合っているのかな?」と迷うことがあると思います。そんなときは、畑の写真を撮って送ってください。
マイマイファームの公式LINEで、畑の写真やご質問をお受けしています。「この芽は大丈夫?」「これって虫にやられてる?」など、どんな小さなことでもかまいません。
