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防虫ネット(ぼうちゅうネット/虫よけの網)をかけているのに、虫に食べられてしまった。苗の様子がいつもと違う気がするけど、何を見ればいいか分からない。そんな声をよくいただきます。
9月27日、公式LINEで同じような質問を11件いただきました。「苗の異常はどう見つけるのか」「防虫ネットをしているのに虫が入るのはなぜか」という内容です。今日はこの質問に、なおさんの回答をもとにお答えします。
苗の異常はどう見つける?
同じ日に植えた周りの株と比べるのが、いちばん分かりやすい方法です。この株だけ葉が縮れている、伸び方が遅い、葉の色が違う。そんな差に気づければ、早めに対応できます。
- 周りの株と見た目を比べる
- 葉の色が違う株をさがす
- 伸び方が遅い株をさがす
- 葉が縮れていないか見る
購入した苗にも虫がいることがあります
お店で買った苗にも、虫がついていることがあります。植える前に、葉の裏、株の中心部、株元(かぶもと/苗の根元のあたり)を確認しましょう。
植えた後も、防虫ネットだけに頼らず、定期的に観察することが大事です。くわしい植え方は白菜・キャベツ・ブロッコリーの苗植えと防虫ネット対策もあわせてどうぞ。植えた後のお世話全般は初心者向け!野菜を植えた後に行うべきお世話と観察ポイントでも紹介しています。
虫の種類が分からなくても対策できます
虫そのものが見つからなくても、心配いりません。葉の穴、フン、葉裏、株元、成長点(せいちょうてん/新しい芽が出てくるところ)を観察すれば、ある程度は原因が分かります。
大事なのは、種類を完全に特定することよりも、早く異変に気づいて数を増やさないことです。アブラムシの見つけ方はアブラムシを見つける手がかりは?早期発見のポイントを解説で紹介しています。また、虫の中には畑を助けてくれるものもいます。くわしくは野菜栽培で取り除いてはいけない虫もいる!?害虫と益虫を紹介!をご覧ください。
コガネムシの幼虫を見つけたら
土の中で根を食べてしまう虫です。耕しているときなどに見つけたら、その場で取り除きましょう。被害が疑われる場所は、株元や根の状態もあわせて確認してください。
ハムシはなぜ早く退治した方がいいの?
少数のうちに対応しないと、すぐに増えてしまうためです。成虫が葉を食べて卵を産むと、その後の被害が広がります。1〜2匹の段階で見つけて取り除くことが、後の管理を楽にするポイントです。

防虫ネットを正しく使うコツ
防虫ネットをしているのに虫が入る原因は、主に二つです。ネットの裾(すそ/下の部分)や隙間からの侵入と、苗や土に最初から虫や卵がついていた場合です。
ネットの外側に虫が集まっている場合は、隙間がないか重点的に確認しましょう。また、作業で開けたときは、できるだけ早く閉めることが大事です。開けっぱなしの間に虫が入り、ネットの中で産卵することがあります。

虫を見つけやすい時間とチェック場所
昼間は、株元や土の中、葉の重なりに虫が隠れていることがあります。朝早い時間や、夕方から夜にかけて確認すると、見つけやすい虫もいます。フンがある場所の周辺を、重点的に探してみてください。
白菜や大根は、特に芯・成長点を守ることが重要です。外葉(そとば/外側の葉)が多少虫に食べられても育つことがありますが、中心の新芽を食べられると、その後の生育や結球(けっきゅう/葉が丸く巻くこと)に大きく影響します。
食べられた葉っぱは取った方がいい?
穴が開いているだけなら、基本的には残して大丈夫です。葉は光合成(こうごうせい/葉が日光から栄養を作るはたらき)に必要だからです。黄色く枯れた葉や、傷みがひどい葉だけ取り除きましょう。
葉の食べ方やフン、粘液(ねんえき)などから、原因をある程度推測できます。ハムシ、ヨトウムシ、ナメクジ、イモムシなどで食べ方の跡が違うため、葉裏・株元・成長点まで一緒に確認すると分かりやすいです。
まとめ
- 周りの株と比べて異常に気づく
- 購入苗も葉裏・株元を確認してから植える
- 虫が見つからなくても食べ跡やフンを観察する
- コガネムシの幼虫やハムシは早めに取り除く
- 防虫ネットは隙間をなくし、すぐ閉じる
- 穴だけの葉は残し、枯れた葉だけ取る
わからないことは、気軽に聞いてください
「これで合っているのかな?」と迷うことがあると思います。そんなときは、畑の写真を撮って送ってください。
マイマイファームの公式LINEで、畑の写真やご質問をお受けしています。「この芽は大丈夫?」「これって虫にやられてる?」など、どんな小さなことでもかまいません。
