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「畝(うね/土を細長くもりあげたところ)の幅や高さは、どれくらいがいいの?」畑をはじめたばかりだと、こんな悩みが出てきますよね。
8月16日、公式LINEで同じような質問を8件いただきました。「畝の幅と高さはどれくらい取ればいいですか」「野菜によって違いますか」という内容です。今日はこの疑問に、まとめてお答えします。
畝の幅と高さはどう決める?
実は、畝の幅と高さは黒マルチ(畑の土にかぶせる黒いシート)の幅から逆算して決めます。よく使われるマルチ幅は95cmです。この場合、畝幅60〜70cmに高さ10cmを足した形が目安になります。
- マルチ幅95cmなら畝幅60〜70cm+高さ10cmが目安
- 玉ねぎや葉物野菜は畝幅60〜70cm前後
- 夏野菜で1条植えなら畝幅50〜55cmでもOK
- 畝幅の最大は70cm。それ以上は手が届きにくくなる
マルチ幅135cmを使えば、畝幅1m+高さ15cmも作れます。ただし畝の真ん中まで手が届かなくなるため、実際にはおすすめしません。マルチの張り方についてはマルチシートの張り方とメリット6選!も参考にしてください。

畝の高さは「水はけ」で決めよう
畝の高さに正解はありません。自分の畑の水はけ具合で決めるのが基本です。
- 水はけが良い畑:それほど高くしなくても大丈夫
- 水はけが悪い畑:とにかく高くする
- 田んぼの跡地など:土を盛って高い畝にする
水はけの悪さは、病気の原因になることが多いと言われています。「畝を高くして水はけを良くする」だけで、うまくいくケースは意外と多いです。土の性質については土について知ろう!野菜づくりに向いている土って何だろう?もあわせてどうぞ。
崩れない畝の立て方のコツ
水分量を整えてから山にする
畝の側面が崩れてしまう時は、土の水分が足りていないことが多いです。土を山にする前に、一度水を入れて混ぜてから形を作ると崩れにくくなります。ただし、入れすぎるとベチャベチャになってしまうので注意しましょう。
キワをしっかり踏んで固める
形を作るときは、必ず足でキワ(畝の端)を踏んで押さえます。押さえが甘いと土がずれて、直角にならなくなります。
畝の側面は、できるだけ直角に作るのがコツです。のり面(斜面)ができると、その分だけマルチが余計に必要になります。直角にできれば、高さ10cmでも無駄なくマルチを張ることができます。畝の端の部分には何も植えないので、強めに押さえ固めても心配いりません。
もし崩れてしまっても、失敗ではありません。泥だんごを作って、くっつけるように補修すれば大丈夫です。

ならし板を使うと形がきれいに
畝の表面をならすには、厚さ1cmほどの板を使います。家庭サイズなら60cmほどの板が使いやすいでしょう。ホームセンターで手に入ります。板を前後に動かして土を潰しながらならすと、畝の幅が少しずつ広がっていきます。
畝を立てたあとにやっておきたいこと
畝が完成したら、それで終わりではありません。畝間(うねま/畝と畝の間の通路)で低くなっているところをクワで整えて、水路(すいろ/水が流れる溝)を作っておきましょう。
- 雨の日に畑を見に行き、水が溜まる場所を確認する
- 溜まりやすい場所をクワで削って水路を作る
- 畝間に刈った草を敷いて乾燥を防ぐ
溝を掘ると、その分の土も増えます。この土は次の畝立てにも使えます。畝立て後にどれくらい待てばいいのかは、畝立てをしてから2週間待つメリットで詳しく説明しています。
土が足りないときは?
畝を立てる土が足りないと感じたら、まずは通路や畝の周りで盛り上がっている土を削って寄せてみましょう。それだけでも、かなりの量の土が集まります。
通路を下げておくと水が流れやすくなり、水はけも良くなります。土を買い足す前に、まずは周りの土を集めて使うことを考えてみてください。
まとめ
畝の幅と高さは、使うマルチの幅から決めればうまくいきます。崩れにくい畝を作るポイントも、あわせておさらいしましょう。
- マルチ幅95cmなら畝幅60〜70cm+高さ10cmが目安
- 畝の高さは畑の水はけ具合で決める
- 土を山にする前に水を入れて混ぜておく
- キワをしっかり踏んで固め、直角に仕上げる
- 畝間に水路を作り、敷き草で乾燥を防ぐ
- 土が足りない時は周りの土を寄せて使う
(住んでいる場所や畑によって、少し前後します)失敗しても、また整え直せば大丈夫です。少しずつコツをつかんでいきましょう。
わからないことは、気軽に聞いてください
「これで合っているのかな?」と迷うことがあると思います。そんなときは、畑の写真を撮って送ってください。
マイマイファームの公式LINEで、畑の写真やご質問をお受けしています。「この芽は大丈夫?」「これって虫にやられてる?」など、どんな小さなことでもかまいません。
