ニンジンの種まき|発芽率を上げる工夫とコツ

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ニンジンの種まき|発芽率を上げる工夫とコツ
生徒さん
生徒さん

ニンジンの種まきって、土をかぶせすぎると発芽しないって聞いたんですが、どのくらいが目安ですか?

園長
園長

ニンジンの種はとても小さいので、覆土は種が軽く隠れる程度でOKです。厚すぎると発芽の力が足りず芽が出てこられないので、『薄すぎるかな?』くらいがちょうど良いですよ。

今回は、複数の品種のニンジンの種まきに挑戦した様子をご紹介します。ニンジンは「発芽さえ揃えば半分成功」と言われるほど、種まき直後の管理が大切な野菜です。実際の畑での作業を見ながら、ポイントを整理していきましょう。

今回まいたニンジンの種

写真には「時なし五寸」「ベビーキャロット」「ベーターリッチ」など、複数の品種の種袋が並んでいます。それぞれ形状の違う種を用意していて、黒っぽくて細長いものはコーティングされていない生の種、白い粒状になっているものはペレット加工(コート種子)された種です。

ペレット種子は、小さくて扱いにくいニンジンの種を粘土状の資材でコーティングし、まきやすい大きさにしたものです。写真でも、畝に白い粒がまっすぐ一列に並んでいるのがよくわかります。細かい種を等間隔にまくのが苦手な方には、こうしたペレット種子から試してみるのもおすすめです。

もみ殻を使った覆土・保湿対策

種をまいた後の畝には、もみ殻がたっぷりとまかれていました。手のひらいっぱいに広げたもみ殻を、種をまいた筋に沿ってかぶせていきます。

ニンジンの種は非常に小さく、覆土が厚すぎると発芽できません。そこで薄く土をかぶせた後、乾燥防止と土の表面が固くなる「クラスト現象」を防ぐ目的で、もみ殻を軽く振りかけているようです。もみ殻は保水性・通気性のバランスが良く、発芽までの間、種を優しく守ってくれる資材です。

不織布をかけてしっかり保湿

もみ殻をまいた後は、畝全体に不織布をふんわりとかぶせ、四隅と真ん中を石で押さえて固定していました。ニンジンは発芽までに時間がかかり、その間に土の表面が乾いてしまうと発芽率がぐっと下がってしまいます。不織布で覆うことで、急激な乾燥や強い日差しを和らげ、発芽に適した湿度を保つ工夫がされています。

さらに、じょうろのハス口を使って優しく丁寧に水やりをしている様子も写っていました。勢いよく水をかけると、せっかくまいた種やもみ殻が流れてしまうため、細かい水流でそっと湿らせるのがポイントです。

畝の周りの草も丁寧に整理

作業の合間には、畝の縁に生えた雑草を手で引き抜いている様子もありました。ニンジンは発芽してからしばらくの間、成長がゆっくりで雑草に負けやすい野菜です。まわりの草をこまめに取り除いておくことで、発芽後の管理がぐっと楽になります。

まとめ

ニンジンの種まきは、覆土の厚さや保湿の工夫次第で発芽率が大きく変わってきます。もみ殻や不織布はどれもホームセンターなどで手に入る身近な資材なので、ご家庭の畑でもぜひ真似してみてくださいね。芽が出そろう頃には、また畑の様子をお伝えできればと思います。




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