ミニトマトの「仕立て」とは? 〜二本仕立てと一本仕立ての違い〜

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ミニトマトの「仕立て」とは? 〜二本仕立てと一本仕立ての違い〜

こんにちは!「市民農園の学校」へようこそ。
今日は、ミニトマトの「仕立て」についてお話しします。
今年は、ミニトマトを二本仕立て、中玉トマトを一本仕立てにしていきます。
さっそく、その理由と方法を見ていきましょう。

仕立てとは何か?

「仕立て」とは、トマトの成長を管理する方法の一つです。
トマトの茎(くき)や枝(えだ)の数を調整して、栄養がしっかりと実に行き渡るようにすることを言います。
仕立てを行うことで、トマトがたくさん実り、病気にも強くなります。

ミニトマトの二本仕立て

二本仕立てとは、トマトの主茎(しゅけい)から伸びる2本の茎を残して育てる方法です。
以下の手順で行います。

  1. 主茎を選ぶ:トマトの中心にある太い茎を「主茎」とします。
  2. わき芽を一つ選ぶ主茎と葉の間から出てくるわき芽の中で、一番強そうなものをもう一つの茎として選びます。
  3. 他のわき芽を取る:選んだ二本の茎以外のわき芽は全て取り除きます。

二本仕立てにする理由は、ミニトマトは成長が早く、実がたくさんつくためです。
二本の茎に栄養が分散することで、それぞれの実が大きくなり、収穫量も増えます。

中玉トマトの一本仕立て

一本仕立てとは、トマトの主茎一本だけを残して育てる方法です。以下の手順で行います。

  1. 主茎を選ぶ:トマトの中心にある太い茎を「主茎」とします。
  2. 全てのわき芽を取る主茎以外のわき芽は全て取り除きます。

一本仕立てにする理由は、中玉トマトは実が大きいため、一本の茎に集中して栄養を送ることで、実が大きくて美味しいトマトが育ちます。
また、茎が一本だけなので、風通しが良くなり、病気にかかりにくくなります。

仕立てのメリット

  • 栄養の集中:仕立てをすることで、トマトの栄養が実に集中し、美味しいトマトが育ちます。
  • 病気予防:風通しが良くなるため、病気にかかりにくくなります。
  • 収穫量の向上:適切に仕立てを行うことで、たくさんのトマトが収穫できます。

まとめ

仕立てはトマトを元気に育てるための大切な作業です。
今年はミニトマトを二本仕立て、中玉トマトを一本仕立てにして、たくさんの美味しいトマトを収穫しましょう!次回もお楽しみに!




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