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はじめに
「夏にトマトを植えてみたけど、どれくらい水をやればいいのかわからない」
「夏野菜の苗を植えてみたけど、次はなにすればいいか分からない」
そのような思いを抱いたことはありませんか?
野菜作りを始めたばかりだと、
「野菜を植えた後に何をするのか?」
イメージがつきにくいことも多いですよね。
この記事では、野菜を植えた後に
- 畑に行ったら毎回行うこと
- 野菜の成長に合わせて行うこと
を順番に解説していきます。
具体的な作業を交えて紹介しておりますので、参考になれば幸いです。
畑で行うべき野菜の健康管理チェックリスト
野菜の苗を植えた後、畑に行って毎回行うことはズバリ野菜の観察です。
観察のポイントは大きく分けて以下の5つです。
- 葉っぱの色
- 茎がまっすぐでしっかりしているか
- 悪い虫(害虫)がいないか
- 花が咲いているか
- 花が咲いているか
この5つのチェックを毎回確認することは、野菜の今の健康状態を知ることに繋がります。
健康状態を知ることで、次のやるべき作業も変わってくるのでこの観察はとても重要です。
それでは、順番に5つのチェックポイントをみていきます。
①葉っぱの色を見てみましょう
葉っぱが元気で緑色なのかどうかみてみます。
もしも、葉っぱが黄色や茶色になっていたら、水やりや日当たりが足りない可能性があります。
②茎がまっすぐでしっかりしているか確認しましょう
茎がぐらぐらしていたら、土が足りない可能性があります。
その場合、根元に土を盛り、茎がしっかりするようにしましょう。
③悪い虫(害虫)がいないか確認しましょう
まず、 葉っぱや茎に虫がいないかまず確認します。
ちなみに、虫といっても野菜にとって良い虫と悪い虫(害虫)がいます。
悪い虫(害虫)は野菜の葉っぱを食べ、野菜の根っこを傷つけます。
その結果、野菜が元気に育つ可能性が低くなります。
とはいえ、
- どんな虫が悪い虫で
- どんな虫が良い虫
なのかわかりづらいですよね。
それに関しては別記事にまとめてありますので、こちらをご覧ください。
④花が咲いているか確認しましょう
もし花が咲いていたら、それが実になるサインです。苗を植えた野菜に実がつくとわかると嬉しいですよね。
そしてどんな色の花が咲いているかも観察すると楽しいですよ。ちなみにトマト・きゅうりは黄色い花、ナスの花の色は紫です。
野菜の種類によっても、花の色も変わるのでたくさんの種類の野菜を植えると、色とりどりの畑になりそうですね。
⑤土が乾いていないか確認しましょう
土が乾いていたら、水をあげましょう。
そうすることで、野菜の根は水を吸うことができ、野菜が大きく育っていきます。
土が乾いているかどうかは
- 土の色(乾いた土は明るい茶色や灰色、湿った土は濃い茶色や黒)
- 触った感触(指で軽く土を押して、指が入りにくければ乾いている可能性大)
などで簡単にわかります。
野菜の成長に合わせて行うこと
上記観察をした上で、今度は野菜の成長に合わせたお世話の方法を紹介していきます。
ここでは
- 新しい葉っぱが出ている時
- 野菜の苗大きく育ってきた時
に分けています。
それでは、早速順番に詳しくみていきましょう。
新しい葉っぱや枝が出ている時
新しい葉っぱや枝が出るのは、野菜が元気に育っている証拠です。
新しい葉っぱや枝が出ている時は
- 水やり
- 肥料をあげる
- 本支柱立て
- 間引き
のお世話が必要です。
①水をあげましょう
新しい葉っぱや枝が出ているときは、もっと水が必要かもしれません。
朝や夕方にたっぷりと水をあげましょう。
しかし、雨が降って土が濡れている場合は水やりをしなくても大丈夫です。
②肥料をあげましょう
肥料は野菜のご飯です。
新しい葉っぱや枝がたくさん出ているときは、少し肥料をあげるともっと元気に育つようになります。
肥料は1つの野菜につき、大さじ1〜2程の量で十分です。
③本支柱を立てましょう
枝が長くなってくると倒れやすくなるので、本支柱という棒を立てて、麻ひもで固定して、枝を支えてあげましょう。
<豆知識>
仮支柱: 野菜が小さい時に使う、短くて軽い支柱
本支柱: 野菜が大きくなった時に使う、長くて丈夫な支柱
④混み合っていたら間引きしましょう
葉っぱや枝がたくさん出て混み合っていたら、一部を切ってあげると、他の葉っぱや枝がもっと元気に育ちます。
野菜の苗が大きく育ってきた時
そして、野菜の苗が大きくなってきた時は
- 麻ひもを緩める
- 雑草をとる
- 肥料をあげる
- 収穫の準備をする
のお世話が必要です。
①麻ひもを緩めましょう
野菜の成長に合わせて、野菜の茎も太くなっていきます。
そのため、最初に麻ひもを結んだ時の長さであれば、紐が茎に食い込んでしまう可能性もあります。
野菜が大きくなってきた時には
- 麻ひもが茎を傷つけていないか確認
- 紐が茎に食い込んでいるようであれば、少し緩める
などの対策が必要です。
②雑草を取りましょう
野菜の周りに雑草が生えていないか見てみましょう。
雑草を見つけたら抜いて、野菜が栄養をしっかり吸えるようにします。
③肥料をあげましょう
大きくなった野菜にもご飯が必要です。
ご飯(肥料)を少し追加して、もっと大きく育つように手助けしましょう。
④収穫の準備をしましょう
野菜が大きくなってきたら、収穫のタイミングを確認しましょう。
美味しく食べられる時期を見逃さないように注意します。
具体的な収穫タイミングは、インスタをみていただけるとよりわかると思います。
おわりに
この記事では
- 野菜を植えた後に畑に行ったら毎回すること
- 野菜の成長に合わせたお世話
を紹介しました。
野菜を植えた後に畑に行ったら毎回することは観察です。
観察のポイントは5つあり
- 葉っぱの色
- 茎がまっすぐでしっかりしているか
- 悪い虫(害虫)がいないか
- 花が咲いているか
- 土が乾いていないか
を確認します。
そして野菜の成長に合わせて以下のお世話をしていきます。
新しい葉っぱや枝が出ている時は
- 水やり
- 肥料をあげる
- 本支柱立て
- 間引き
をしていきます。
また、野菜の苗が大きくなってきた時は
- 麻ひもを緩める
- 雑草をとる
- 肥料をあげる
- 収穫の準備をする
をしていきます。
「野菜を観察し、成長に合わせたお世話をする」
こうして見ると野菜作りは子育てになんだか似ていますね。
これからも、私たちと一緒に野菜作りを楽しんでいきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。