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スイカの親づるを切る理由と切り方|甘くて大きな実を育てるコツ
スイカの栽培では「親づるを切る」という作業がとても重要です。
つるを切るなんて…と不安になる方もいるかもしれませんが、このひと手間で、甘くて大きなスイカが育ちやすくなります。
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親づるを切る理由
親づるとは、苗からまっすぐに伸びる一番メインのつるのことです。
この親づるをそのままにしておくと、葉や茎に栄養が分散されてしまい、実に十分なエネルギーが届きにくくなります。
その結果、小さくて味が薄いスイカができてしまうことも…。
親づるを早めに切ることで、側枝(サイドのつる)に栄養が集中し、実が大きく甘く育つようになります。
親づるを切らなくてもスイカはできる?
もちろん、親づるを切らなくてもスイカの実はなります。
ただし、品質は低下しがちで、つるや葉が茂りすぎて管理も大変になります。
スイカの実にしっかりと栄養を届けるためにも、親づるの剪定はやっておくのがおすすめです。
親づるを切るタイミングと場所
タイミングは「本葉が5〜6枚」のとき。
この時期に、親づるの先端を清潔なはさみで切りましょう。
切る場所は「先端部分」。 付け根ではなく、伸びている先をチョキンとカットすることで、自然に側枝が伸び始め、そこからスイカの実が育ちます。
親づる剪定の手順まとめ
- 本葉が5〜6枚育ったタイミングで確認
- 親づるの先端をカットする(ハサミを使う)
- 側枝が2〜3本出てくるのを確認する
- 側枝にスイカの実がつくのを育てる
この作業をしておくことで、おいしくて大きなスイカができる確率がぐっと上がります。
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