【初心者向け】おいしい無農薬野菜を作るために!病気の予防と対策の最適解!

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【初心者向け】おいしい無農薬野菜を作るために!病気の予防と対策の最適解!

おいしい無農薬野菜を育てていくためには、野菜を健康的に育てる必要があります。野菜も人間と同じように、病気になってしまう事があります。

病気になってしまった野菜は、味が落ちてしまったり、最悪処分しなければなりません。しっかりとした予防と対策を行えば、病気になることを防ぎながら、健康的な無農薬野菜を栽培することができますよ!

校長
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正しい知識を身につけて、おいしい野菜を育てましょう!

野菜の病気を予防できる環境を作ろう!ポイント5選!

野菜の病気にはカビが原因の病気と、ウイルスが原因の病気があります。

”カビ”と”ウイルス”と聞くと、なんとなく予防と対策のイメージがつく方もいらっしゃるのではないでしょうか?

野菜の病気を予防するには、”カビ”を生えないようにして、”ウイルス”に感染しない環境を作ることが大切になってきます。では、具体的にどのような予防と対策をすればいいのか、ポイントを5つ紹介していきます!

チェックポイント

・水はけの良い土づくり

・泥はね予防

・風通しの良い環境づくり

・害虫対策

・野菜の観察の徹底

校長
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この5つの予防と対策を行えば野菜が病気になる可能性をグッと下げることができますよ!

【ポイント1】水はけの良い土づくり

水はけの良い土作りをすることで、過剰な水分が排出されるため、適度な水分と空気のバランスが保てます。水分の多いジメジメした空間は、カビやウイルスが好む環境なのは想像できますよね。

水はけの良い土を作るコツは、”ウネの高さ”を15センチ〜20センチ程度を目安に作ることです。

正しい土作りとウネ立てについて、詳しくはコチラを参考にしてください。

土づくり・ウネ立ての記事

正しい土作りとウネ立てを行うことで、水はけの良い土を作りましょう。

【ポイント2】泥はね予防!マルチの活用

泥はねを予防をすることで、野菜を衛生的に育てることができるため、病気になるリスクを下げることができます。

泥はねとは、雨で跳ね返った土が野菜や葉っぱについてしまうことです。土の中には菌が潜んでいて、葉っぱや茎に付着すると病害虫の隠れ家になってしまいます。

そんな泥はねを予防する最適解は、マルチを活用することです!マルチとはマルチシートのことで、作物を育てている畑のウネを覆う資材のことです。

マルチ張りの記事

また、枯れた草をマルチの上やウネの周りに敷く”草マルチ”を活用することがオススメです。草マルチのメリットは泥はね予防だけではありません。

そこで、草マルチの泥はね予防以外のメリットを、3つ紹介しておきます。

草マルチのメリット

  • 保水効果:土の水分の蒸発を防いでくれます
  • 温度調節効果:特に夏の暑い時期には、温度が上がり過ぎるのを防いでくれます
  • 経済的:刈り取った雑草を使うので、費用がかかりません

特に、保水効果と温度調節効果は、毎日足を運べないという市民農園ユーザーの方にとっては、とても大きなメリットです!

雑草も大切な役割がありますので、刈り取った雑草を自分の区画に戻して、積極的に有効活用しましょう!

校長
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雑草も大切な役割があります!刈り取った雑草を自分の区画に戻して、積極的に有効活用しましょう!

【ポイント3】株間に注意!風通しの良い環境づくり

野菜の病気の8割以上は、カビが原因と言われています。カビは湿度が高く、風通しが悪い場所に発生します。

そこで、風通しの良い環境を作ることによって、ジメジメした場所を減らして、病気の原因であるカビを予防できます。風通しの良い環境をつくるには、それぞれの野菜に適した株間を守ることが大切です。

株間とは・・・

  • 文字通り株と株の間隔のことで、苗植えや種まきの時に意識したいポイントのひとつです。

株間とは、文字通り株と株の間隔のことで、苗植えや種まきの時に意識したいポイントのひとつです。

野菜によって、適した株間は異なりますので、「〇〇(育てたい野菜) 株間」で検索して把握し、タネや苗を適切な株間で植えていきましょう!

【ポイント4】病気を運んでくる!?害虫対策

害虫は野菜が病気になってしまう原因となる、菌やウイルスを運んできてしまいます。そこで、害虫対策は病気の予防と対策を行う上でも重要です。

害虫対策は、早期発見して駆除する事が大切です。

詳しい害虫対策の方法はコチラをご覧ください!

害虫の予防と対策の記事

害虫予防には、肥料を適切な量使用することも重要になってきます。肥料を過剰摂取した”メタボ野菜”は虫の大好物となり、害虫が住み着く原因になってしまいます!

肥料の記事

【ポイント5】なんだかんだ一番重要!野菜の観察の徹底

これまで4つのポイントをあげてきましたが、なんだかんだ一番重要なのは野菜の観察を徹底することです。

自分の市民農園に足を運んだ際は、これまで紹介したポイントを中心に以下の点もチェックしてみましょう。

  • 葉がしおれている
  • 葉の色が変わっている(黄色や茶色になっている)
  • 葉に白い粉が付着している
  • 葉に黒い斑点がある

これらの異変を発見した場合は、野菜が病気にかかっている可能性があります。野菜の病気は人間の病気と同様、早期発見が大切です。病気が進行していると、最悪の場合、根っこから全てを畑から取り除かなければいけません。

校長
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そうならないためにも、野菜の観察を徹底することは、なんだかんだ一番重要です!

 病気を見つけてしまったら!?対処方法を解説!

野菜の病気予防を適切に行っていたつもりでも、野菜が病気になってしまうこともあります。病気を発見しても、適切な対策を行えば被害を最小限に食い止めることができます。

そこで、病気を見つけてしまった時の対処方法を紹介していきます!

自然農薬で治療!お酢スプレー&重曹スプレーを使おう!

病気を見つけた際に、無農薬野菜栽培を行う場合は自然農薬を使いましょう。自然農薬とは、化学物質を使わない自然の素材で、人間に無害な物のみで作られた農薬です。

野菜の病気に対しては、お酢スプレーか重曹スプレーを使うと、予防と対策に効果的です。

自然農薬の作り方

  • お酢スプレー:水:お酢 30:1で配合
  • 重曹スプレー:水:重曹 1リットル:1グラムで配合

お酢と重曹には殺菌作用があり、病気の元となるカビ菌やウイルスの増殖を抑えてくれる効果があります。

また、害虫が住みにくい環境づくりにも最適で、病害虫が寄り付きにくくなるため、病気予防の観点からも自然農薬の使用を積極的に取り入れましょう!病気や害虫が発生しやすいと言われる、葉っぱの表裏や茎へ噴きかけることで、より高い効果が得られます。

病気予防には週に1回程度、既に病気の症状が見られる場合は3日に1回市民農園に足を運んで、病気にかかった部分に自然農薬を噴きかけてください。

病気が進行してしまうと、自然農薬では治せなくなってしまい、せっかく育てた野菜を処分することになります。病気の早期発見を心がけて、自然農薬で予防と対策を行いましょう。

校長
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病気の早期発見を心掛けて、自然農薬で予防と対策を行いましょう。

病気が進行してしまった部分は取り除こう!

病気が進行してしまった場合は、その部分を取り除くことが一番の対策です。

放置をすると、被害はどんどん拡大してしまいます。取り除いた葉っぱなどは、そのまま放置すると、他の野菜に感染する恐れがあります。

そのため、育てている野菜の近くに捨てたり、追肥などにはせず、ゴミ捨て場などで適切に処分しましょう!人間の風邪菌やウイルスなどと同じように考えましょう!

校長
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適切に対処すれば被害を最小限に抑えることができますよ!

まとめ

この記事では、無農薬野菜における病気の予防と対策についての最適解を紹介してきました。

病気の予防は、おいしい野菜を栽培する環境を整えることが最適解です。

以下の5つのポイントで予防と対策を心がけましょう。

  1. ウネの高さを15センチ〜20センチにして水はけの良い土づくり
  2. マルチや自分の区画に生えた雑草を利用した、雑草マルチを利用して泥はね予防
  3. それぞれの野菜にとって、最適な株間を確保して、風通しの良い環境づくり
  4. 病気を運んでくる害虫を見つけたら取り除く
  5. 市民農園に足を運んだ際は①〜④の観察を徹底する

この5つのポイントをおさえることで、野菜が病気になる確率をグッと下げることができます。

それでも病気が進行してしまった場合は、病気になってしまった部分を取り除き、他の野菜に病気が感染しないように、ゴミとして適切に処分しましょう。

病気には自然農薬の使用も効果的です。お酢や重曹の殺菌作用を活用すれば、病気を予防したり拡大を防いだりすることができます。お好きなスプレーを作り、葉っぱの表裏や茎に噴きかけてみましょう。

ちょっとしたコツを畑に取り入れていると、他の区画の方からアドバイスを求められたりして、コミュニケーションをとるきっかけになったりします。

野菜作り以外の楽しみがふえるかもしれませんよ!それも、市民農園の良いところです!

この記事を読んだあなたは、脱初心者です!

校長
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病気の予防と対策を適切に行なって、おいしい無農薬野菜の栽培と市民農園ライフを充実させていきましょう!

みんなで一緒に!! 市民農園の楽しさを探求しましょう。

市民農園についてもっと詳しく知りたい方は下記のリンクをチェックしてみてください!
実際の市民農園を運営しているものなので参考になると思います。

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