広告
ミニトマトの実はあきらめよう
こんにちは!「市民農園の学校」へようこそ。
今日は、「ミニトマトの実をあきらめよう」というテーマでお話しします。
これは「摘果(てきか)」という作業のことです。摘果をすることで、ミニトマトの栄養を効率よく使い、元気な実を育てることができます。
なぜ摘果が必要なのか?
7月となり、ミニトマトの生育も中盤を越えました。
6段目、7段目以降のトマトの房には、成長が悪い実が現れてきます。
そういった実は栄養が行き渡らず、成長が遅くなります。
摘果をすることで、他の実に栄養を集中させることができ、美味しいトマトが育ちます。
摘果のメリット
- 栄養が行き渡る
- 不要な実を摘み取ることで、残った実に栄養が行き渡り、元気に育ちます。
- 実の品質が良くなる
- 摘果をすると、実が大きくなり、味も良くなります。
- 病気を防ぐ
- 混み合った実を減らすことで、風通しが良くなり、病気の発生を防ぐことができます。
摘果のやり方
- 成長の悪い実を見つける
- 6段目、7段目以降の房をよく観察して、成長が悪い実を見つけます。
- ハサミを使う
- 清潔なハサミを使って、成長が悪い実を切り取ります。実を摘み取る際は、手で強く引っ張らないように注意しましょう。
- 残す実を選ぶ
- 大きくて元気な実を残し、他の実を摘果します。これで残った実が栄養をしっかりと吸収できます。
摘果のコツ
- 定期的に行う
- 摘果は一度だけでなく、定期的に行いましょう。成長の様子を見ながら、必要に応じて摘果します。
- 晴れた日に行う
- 摘果をする日は、できるだけ晴れた日を選びましょう。湿気が少ないと、切り口が乾きやすく、病気を防ぎやすくなります。
- 葉っぱを残す
- 摘果をする際、葉っぱも一緒に切ってしまわないように注意しましょう。葉っぱは光合成をして栄養を作りますので、必要な葉っぱは残しておきます。
初心者がつまづきそうなポイントと解決方法
- どの実を摘果すればいいか分からない
- 成長が悪い、小さい実を優先的に摘果します。迷ったときは、より大きくて健康な実を残すようにしましょう。
- 摘果するタイミングが分からない
- 摘果は成長の様子を見ながら行います。実が大きくなってきたら、定期的にチェックして、必要なときに摘果します。
- 摘果した後のケアが分からない
- 摘果した後は、必ず水やりを行い、栄養が行き渡るようにしましょう。また、切り口が乾くまでの間、病気に注意しましょう。
本日の動画では、ミニトマトの摘果の方法や、そのメリットについて詳しく解説しています。ぜひ動画をご覧ください!
ミニトマトが美味しく育つためには、適切な摘果が大切です。
皆さんも摘果を行って、元気なミニトマトを育ててみてくださいね。
この記事や動画についてのご意見やご質問がありましたら、ぜひコメント欄にお書きください。
皆さんのコメントを楽しみにしています!