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はじめに
現在都市部を中心に「市民農園」が注目されています。
市民農園とは小面積の農地を借りて、野菜や花などを栽培する農園です。
家庭菜園には興味あるけど、畑を作る場所がなくて困っている人たちから注目が集まっています。
ここでは市民農園の種類や魅力について解説します!
市民農園の運営種類
市民農園の運営については大きく3種類に分かれています。
それぞれのメリット、デメリットについて解説します。
区分 | 地方自治体 | 農業協同組合 | 民間 |
料金 (年間) | 約5,000円〜20,000円 | 約10,000円~30,000円 | 約20,000円~50,000円 |
設備 | 基本的な設備のみ | 基本的な設備のみ | 最新設備が多い |
サービス | 基本の農業指導有り | 専門的指導有り | 個別指導有り |
サポート | 定期的なサポート有り | 定期的なサポート有り | 専門スタッフ対応 |
イベント | 定期的なイベント有り | 定期的なイベント有り | 個性的なイベント有り |
自由度 | ルールが厳格 | 一定のルール有り | 柔軟で自由度高め |
地方自治体運営型
- メリット
- ・ 利用料金が安価
・ 安定した運営
・ 信頼性が高い
- デメリット
- ・ 場所や広さの選択肢が少ない
・ 人気の農園だと抽選での利用になる
・ ルールが厳格で自由度が低い場合がある
農業協同組合運営型
- メリット
- ・ 種苗や肥料の入手が容易な場合がある
・ 比較的すぐに始められる
・ 共同での農作業、イベント等がある
- デメリット
- ・ 立地条件が様々
・ 農協独自のルールが存在する場合がある
民間運営型
- メリット
- ・ 個性的なサービスがある
・ 利用者に応じて柔軟な栽培方法が可能
・ サポートやサービスが充実している
- デメリット
- ・ 利用料金が他に比べて高い
・ 運営が不安定な農園もある
地方自治体、農業協同組合は運営元が大きいところが多いため安価で利用できるが、自由度が小さいのが特徴です。
民間運営の場合は他に比べて利用料は高価なケースが多いがその分自由でサービスも充実していることが多いです。
それぞれの特徴を踏まえてどの運営元の市民農園を利用してみたいか決めてみましょう。
市民農園の選び方
それぞれの運営元から利用したい農園を選んだら、
自分にとって利用したい市民農園を探してみましょう。
ここでは選び方の例を5つ紹介します。
- 市民農園までのアクセスのしやすさ
- 借りる畑の広さ
- どういった設備があるか
- スタッフの有無
- 利用者、土地の雰囲気
初めて市民農園を探している方は上記の5つを参考にしてみると良いでしょう。
もう少し詳しく選び方が気になる方は下記の記事を参考にしてください!
市民農園の魅力5選
ご利用者の数だけ市民農園の楽しみがあります!ここでは市民農園の魅力を5つご紹介します。
1.新鮮な野菜を育てることができる
普段はスーパーで野菜を購入することが多い中で、自分で作ることでどの野菜も新鮮なうちに食べることができます。
収穫した野菜を食べることで収穫の喜びや、普段より一層食べ物への感謝の気持ちも得られます!
2. 運動不足の解消
農園での作業は体を動かすので日頃の運動不足の解消にも繋がります。
土いじり、水やり、草取りなどで自然と体を動かすので適度な運動になります。
日光にあたって作業することでビタミンDを摂取でき、骨や精神的な健康維持に役立てることに繋がります!
3. 自然と触れ合える
自然の中で作業することでリフレッシュ効果も得ることができます。
自分の手で植物を育てることで自然の恵みを五感で感じることができるでしょう。
普段からオフィスで仕事をしていると触れる機会は少ないですが、少しでも自然に触れ合うことで多くの効果を得ることができます。
4 人との交流ができる
同じく興味を持った人達が集まる場所になります。
一人でモクモクと作業するのも良いですが、隣の区画の人と情報交換したり、同じく畑作業に興味を持った人と交流することもできます。
他の人から栽培の技術を教えてもらったり、自分の知識も教えたりすることで、野菜ができあがった時の喜びも一人の時より大きくなるでしょう。
5 珍しい野菜の栽培も挑戦できる
市民農園は自分の育てたい植物を自由に栽培できます。
スーパーではなかなかお目にかかれない個性的な野菜や、ユニークな野菜を育てて収穫することで、食卓を豊かにしてくれます!
市民農園の その他の活用事例
さまざまな魅力のある市民農園ですが、ここでは具体的な活用事例を3つご紹介します。
1 高齢者の社会参加と健康増進
高齢者の方が定期的に集まり、一緒に農作業をする企画を提案している農園もあります。
自然と体を動かす機会ができ、体力維持や認知症予防につながります。
また、地域住民や集まったメンバーで交流が深められることで孤独感解消になります。
2 障がい者の自立支援
障がい者をもった方が農作業を通じて体力の向上、社会とのつながりが持てるようになります。
作物の栽培から収穫、販売までを行う経験を通して自己肯定感の向上や、就労支援事業として役立てられています。
3 子供への食育
地元の農園と保育園、小学校が連携して農業体験を提供しています。
自分たちで育てた野菜を収穫、調理をすることで食の大切さを育むことができます!
市民農園は農作業をするだけの場所ではなく、多様な活動や社会貢献できる場所になってきています。
まとめ
市民農園を使うと普段なかなか体験できないことが経験できそうですね!
農園を使って作業することで自然と触れ合い、普段何気なく買っている野菜のありがたさを感じられる市民農園は素敵な場所です。
市民農園についてもっと詳しく知りたい方は下記のリンクをチェックしてみてください!
実際の市民農園を運営しているものなので参考になると思います^ ^